矯正臨床を始めて38年経ちました。症例数は、4000例を超えました。
矯正から始めて一般臨床を手がけ、咬合に興味を持ちました。咬合に関してはある程度の体系付けが出来たと思っています。そしてまた、矯正をベースから見直し、自分の臨床を見つめました。生体にとってどういう方向が良くて、何が良くないのかという視点に立って矯正治療を考えた時、「自分の臨床は間違っていない」と再確認できました。
矯正治療の診断名や治療方針は本当に正しいのだろうか、上顎前突といって上顎を下げ、またはクラウドしているからといって抜歯するけれども、それは生体にとってプラスの方向に向いているのだろうか。
歯を動かすことはもっともっと歯科臨床の中で活用されるべきでしょう。たくさんの切口があると思っています。ライフサイクルの中で、ステージ毎の切口で歯を動かすことの大事さを伝えたいと思っています。
一般臨床医がホームドクターとして小児期から大人まで生活習慣を注意し、よくない機能を改善し、その不足部分を補うため歯を動かし、歯列を動かす矯正治療です。 |